「2年縛りなし」または「縛りなし」のプランがある光回線会社を7社ご紹介しています。
その7社の中から回線速度や速度の安定性、月額料金の安さなどで調べた結果、以下2社のプランが「縛りなし」の契約には最適といえます。
以上、「2年縛り」や「縛りなし」(契約期間無し)での光回線会社を調べた結果です。
光回線の月額費用は戸建てプランとマンションプランでは各社金額が異なります。契約期間無し「縛りなし」の光回線会社、利用する注意点、契約を行うデメリットなどを分かりやすくお伝えしていきます。
1.【戸建て住宅】光回線・縛りなし・契約期間無し一覧
戸建てプランで契約期間の「縛りなし」の場合です。光回線の月額費用が安い順番に掲載しています。
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:1,000円 ●工事費:18,000円 ●月額利用料:4,360円/月 |
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:800円 ●工事費:18,000円 ●月額利用料:4,800円/月 |
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:0円 ●工事費:18,000円 ●月額利用料:4,800円/月 |
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:800円 ●工事費:18,000円 ●月額利用料:4,960円/月 |
![]() (独自回線) | ●契約事務手数料:3,000円 ●工事費:37,500円 ●月額利用料:6,300円/月 ※撤去工事費がかかる |
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:3,000円 ●工事費:18,000円 ●月額利用料:6,700円/月 |
![]() (独自回線) | ●契約事務手数料:3,000円 ●工事費:40,000円 ●月額利用料:7,124円/月 ※撤去工事費がかかる |
※「光コラボレーション」「独自回線」については「光コラボレーションとは?」を確認してください。
※「独自回線」は解約に撤去工事費が1万円~3万円ほどかかります。
※金額はすべて税抜きの金額です。
※月額費用はプロバイダ込みの料金です。
※解約手数料は掛からないことを確認しています。
※オプションやキャンペーンなどは省いた料金プランです。
※家の中でどこでもネットを利用できる無線LANカードは各社月300円程度かかります。
2.【マンション(集合住宅)】光回線・縛りなし・契約期間無し一覧
マンション・アパートなどの集合住宅のプランで契約期間「縛りなし」の場合です。光回線の月額費用が安い順番に掲載しています。
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:1,000円 ●工事費:16,000円 ●月額利用料:3,360円/月 |
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:800円 ●工事費:15,000円 ●月額利用料:3,600円/月 |
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:0円 ●工事費:15,000円 ●月額利用料:3,600円/月 |
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:800円 ●工事費:18,000円 ●月額利用料:3,960円/月 ※無線LANカードはプラス300円/月 |
![]() (光コラボレーション) | ●契約事務手数料:3,000円 ●工事費:15,000円 ●月額利用料:5,000円/月 |
![]() (独自回線) | ●契約事務手数料:3,000円 ●工事費:40,000円 ●月額利用料:7,124円/月 ※撤去工事費がかかる |
※「光コラボレーション」「独自回線」については「光コラボレーションとは?」を確認してください。
※「独自回線」は解約に撤去工事費が1万円~3万円ほどかかります。
※金額はすべて税抜きの金額です。
※月額費用はプロバイダ込みの料金です。
※解約手数料は掛からないことを確認しています。
※オプションやキャンペーンなどは省いた料金プランです。
※家の中でどこでもネットを利用できる無線LANカードは各社月300円程度かかります。
3.「縛りなし」の光回線契約の注意点!
契約期間に縛りがない場合はキャンペーンやお得なプランを選択することが出来ません。
また、解約することもある程度前提のため、契約から導入、解約にかかる費用を確認しておきましょう。
(1)契約期間の「縛りなし」でも最低利用期間が決まっている場合がある
「縛りなし」「契約期間なし」などの記載があったとしても、例えば6ヶ月などの最低利用期間が決まっている場合もあります。
そのため、契約前に確認を必ず行いましょう。
このページで特にご紹介している、光回線「DTI光」「エキサイト光」は、最低利用期間は定められていませんでした。
(2)自宅に光コンセントがある場合は2,000円で工事費は済む
特にマンション(一部住宅でもある場合があります。)で自宅に光コンセントがあり、当サイトでお勧めする「DTI光」「エキサイト光」を利用する場合は、工事費は2,000円(税抜)で済みます。
(画像参照元:Panasonic様:まとめてねットギガ、埋込光コンセント 愛三電気株式会社様:光コンセントより参照)
これは、屋内、屋外の光回線工事が不要となり、宅内の配線設備を利用するため、無派遣工事となるためです。
特にマンションにお住いの方、戸建て住宅で賃貸契約の方は、必ず確認しておきましょう。
光回線の工事は、申し込んだ光回線業者ではなく、NTT東日本・西日本が対応します。そのため、自分で必ず伝えましょう。
(3)Wi-Fiなどの無線LANは別費用がかかる
契約期間に縛りがない場合は、自宅のどこでも利用できる無線LANは無料レンタルが基本です。
しかし、「契約期間縛りなし」の場合は、無線LAN(Wi-Fi)は有料となります。
各社「月300円程度」の費用がかかるので、利用するかどうか検討が必要です。
(4)光回線撤去工事費には注意しよう
光回線契約の違約金などではなく、光回線を撤去する工事費を取られる回線があります。
それは、「NTTフレッツ光」以外の独自回線を利用している会社です。利用するメリットはあるのですが、「契約期間の縛りなし」の場合は解約したときにデメリットとなり、撤去工事費用は1万円~3万円ほど費用が掛かります。
NTTフレッツ光以外の独自回線については「光回線でNTT以外の回線ってどれがあるの?お得な独自回線を選ぶ場合」を確認してください。
そのため、NTTフレッツ光の光コラボレーション(NTT東日本・西日本フレッツ光が提供する事業者向けの「光回線の卸売サービス(サービス卸)」の名称)を利用している回線会社を使うことで、撤去工事費用は掛かりません。
(5)光回線工事費の月払い(割賦払い)は注意しておこう
光回線の工事費はおよそ、15,000円から高くて40,000円ですが、これを月払いか、一括払いか選ぶことができるのがほとんどです。
(中には選べないこともあるので注意しましょう。)
月払いは20回や30回払いとなるため、解約した場合には、残りの工事費用を精算しなければなりません。
そのため、月払いは任意で注意しておきましょう。
(6)Ipv6(v6オプション・v6プラス)の回線方式を選択しよう
光回線を導入する場合には、「回線速度の速さ」や「安定してインターネットを利用できること」などの理由で、導入する方が多いと思われます。
そのため、光回線の混雑を回避できるIpv6(v6オプション・v6プラス)の回線接続方式をオプション(費用0円)で選択しましょう。
Ipv6(v6オプション・v6プラス)は新しい回線接続方式であり、混雑ポイントを回避できる効果があります。
Ipv6を簡単に詳しく知りたい方は【超初心者向け】光回線申し込むなら「Ipv6(v6プラス)」と「IPv4」を知っとこう!分かりやすく解説を確認してください。
4.「縛りなし」の光回線は結局どれが良いの?
「縛りなし」の光回線を「戸建てタイプ」、「マンションタイプ」とご紹介してきましたが、
- キャンペーンの条件が1つでも合えば「DTI光」がお得
- 月額費用で一番安い「エキサイト光」がお得
といえます。
2社の特徴をご紹介していきますので、確認してください。
対応エリアは全国対応ですが、フレッツ光のエリアになるため東日本の方は「フレッツ光提供エリアのご確認」を、西日本の方は「サービス提供エリア」でエリアを確認しましょう。
DTI光「縛りなし」プランの詳細
運営会社 | 株式会社ドリーム・トレイン・インターネット |
対応エリア | 全国対応 (フレッツ光の対応エリア) |
料金プラン | ●契約事務手数料:800円 【ファミリー(戸建て住宅)】 【マンション(集合住宅)】 |
回線速度 | ●最大概ね1Gbps ●IPv6対応 (現在の各光回線会社の速度基準は1Gbpsです。) |
DTI光の特徴として、
- 最低利用期間が一切なく違約金がかからない
- 光コラボレーション(フレッツ光)なので撤去費用がかからない
- IPv6(v6オプション)の接続方式なので混雑を回避でき速度も快適(0円)
- 7ヶ月以上利用する予定であれば工事費は無料(キャッシュバック最大19,000円)
- 法人利用もOKです。
「DTI光」は「縛りなし」の契約がメインのため、様々な割引が適用することが可能で、au携帯の利用や格安SIMの携帯を同時申し込みでさらに安くなります。
上記に1つでも当てはまらない方は「エキサイト光」がお得です。
また、開通までの時間も速いため、「縛りなし」の方に最適といえます。
エキサイト光「縛りなし」プランの詳細
運営会社 | エキサイト株式会社 |
対応エリア | 全国対応 (フレッツ光の対応エリア) |
料金プラン | ●契約事務手数料:1,000円 【ファミリー(戸建て住宅)】 【マンション(集合住宅)】 |
回線速度 | ●最大概ね1Gbps ●IPv6対応 (現在の各光回線会社の速度基準は1Gbpsです。) |
エキサイト光の特徴として、
- 光回線の月額費用がどの他社よりも安いこと
- 「最低利用期間なし」が「売り」であること
(もちろん、解約事務手数料もない) - IPv6対応していること
プロバイダが「自社で運営するBB.excite」だから価格をここまで押さえて販売することが可能になり、利用者にとっては嬉しいサービスです。
一般的なオプションもありますが、料金形態がシンプルで一番分かりやすいです。
5.「縛りなし」の契約を行うデメリットを考えよう
「縛りなし」の光回線の契約を行うメリットは、当たり前ですが「縛りがないこと」「自動更新がないこと」「解約金や違約金が発生しないこと」などが上げられます。
デメリットを確認していきましょう。
(1)キャンペーンが利用できない
多くのキャッシュバックを含むキャンペーンは、2年縛り以上の契約形態を取っています。
そのため、安い金額を打ち出していても2年縛り以上の場合が多く、「縛りなし」を選択する場合、キャンペーンを受けられない可能性は高いといえます。
(2)導入時の工事費は無料にならない
先ほどの一覧表でも工事費を記載しましたが、工事費が無料になる場合も多く、こちらも「2年縛り」以上の契約が必要になるケースが多いです。
そのため、「縛りなし」を選択する場合の工事費は、払わざるを得ないといえます。
(3)光回線とセットのスマホ割を使えない可能性が高い
光回線でトータル的にコストダウンする場合は、お使いの携帯電話(大手3社の場合)と光回線をセットにすることが一番安くなります。
しかし、多くの場合(ドコモ光以外)、固定電話をひかり電話に切り替えることや、他のオプションを付けることが適用条件になっています。
金額は月500円程度のアップになるので、さほどですが、解約は難しくなることは間違いありません。
解約することが決まっている光回線で、スマホのセット割などを適用することや、オプションを追加することはやめた方が無難といえます。
(4)解約した際に「光回線の撤去工事費用」が掛かる場合がある
これは、光回線の「縛りなし」だけではなく、すべての利用者に言えることですが、光回線の違約金や解約手数料は掛からない場合でも、光回線の機材を撤去する「撤去工事費用」がかかる場合があります。
光回線会社によって金額は様々ですが、1万円~3万円前後費用がかかります。
しかし、撤去工事費が掛からない場合もあります。それは、NTT東日本・西日本フレッツ光、光コラボレーション(光コラボ)事業者の光回線は、光回線の設備をそのまま置いておくことが出来るため、撤去費用は掛かりません。撤去費用がかかるのは、フレッツ光以外の独自回線となります。
6.2年縛りがあっても解約金を払わず0円で終わらす方法
2年~5年の契約期間を定めている光回線も増えてきました。
皆様は、契約期間があると、
- 解約金や違約金がかかるから嫌だ
- 自動更新になるため嫌だ
- 他県への引っ越しなどのご事情
などの理由で「縛りなし」の光回線を探していると思います。
しかし、どの会社でも光回線をやめない限りは実質、解約金や違約金は掛かりません。
なぜ、実質かというと、他社「転用(乗り換え)」などのキャンペーンを行っており、その多くが「解約金」や「違約金」を全額負担してくれるからです。
他社「転用(乗り換え)」などのキャンペーンの注意点としては、そのキャンペーンが終わる可能性があることが上げられます。
また、地方の場合などは、利用できる光回線が少ないため、乗り換え出来ない可能性があります。
「解約金」や「違約金」を負担してくれる光回線会社一覧
![]() 安心乗り換えキャンペーン | ●内容:他社違約金・違約金・撤去工事費 ●金額:最大10万円まで |
![]() auひかりスタートサポート | ●内容:他社解約金・違約金 ●内容:最大30,000円まで一括還元 |
![]() eoのりかえ特典増額キャン―ペーン | ●内容:他社違約金・違約金・撤去工事費 ●内容:最大30,000円まで一括還元 (マンションは15,000円まで) |
![]() | ●内容:他社解約金・違約金 ●内容:最大40,000円まで一括還元 |
一番お得な全国対応の「ソフトバンク光」が一番乗り換えに違約金や撤去工事費がある場合はお得です。
詳しくは「光回線の乗り換え(転用)キャンペーンを3社比較してみた」を確認しておきましょう。
ソフトバンクは光コラボレーション事業者です。そのため、光コラボ系の回線の場合には、そのままフレッツ光の回線を利用できます。
一方、auひかり、eo光、コミュファ光は独自回線で運営しているため、光コラボ系の回線の場合は「撤去工事費」がかかります。その場合、eo光を利用した方が良いのですが、対応エリアが限定されています。
まとめ
最後に個人的な意見も入りますが、他県への引っ越しなどの解約しなければならない理由がない限り、
- 2年縛りなどの光回線を選ぶ
- または縛りなしでも高い光回線を選ぶ
などの方が良いと思われます。
利用用途にもよりますが、光回線にする場合「ネット使い放題」や「回線の速度」などを重視されるはずです。
その場合、「縛りなし」の光回線を選んでしまうと回線速度や安定性を無視した状態で選んでいるため、光回線にするメリットが消えてしまう可能性があるからです。
是非一度、こちらの「あなたはコスパ派?速度派?」光回線の診断!(戸建て・マンション・アパート対応)や「光回線を比較!本当はどこがいい?選ぶポイント」も改めて確認してください。