このページでは光コラボレーションという言葉を聞いたことがある、
- 光コラボレーションって何?
- 何がお得なの?
- 乗り換えても良いの?
などの疑問に分かりやすくお答えしているページです。
ポイントしては以下の通りです。
以上のこと詳しく説明していきます。
光コラボレーションとは?
光コラボレーション(光コラボ)とは、
NTT東日本・西日本フレッツ光が提供する事業者向けの「光回線の卸売サービス(サービス卸)」の名称です。
利用する事業者は、NTT東日本・西日本フレッツ光回線の品質や速度をそのまま利用し、自社のサービスを追加しながら、光回線を販売することを目的としているサービスです。(光コラボとも呼ばれます)[/aside]
上画像のように、回線やサービスはそのまま、他の事業者へ卸売を行っているのが光コラボレーションです。
また、「サービスはそのまま」というのは少しだけ間違いがあり、光コラボレーション事業者は、
- フレッツ光回線以外のオプションサービスは任意で決定できること
- 独自のサービスを追加して販売していること
などがあり、正確には「サービスはそのまま」ではありません。
光回線はNTT東日本・西日本フレッツ光を利用していますが、サービス名は各事業者で決定するため、利用者にとっては光コラボレーションか独自回線か不明確な場合が多いです。
NTT東日本・西日本フレッツ光以外で、独自の光回線会社は、こちらの「光回線でNTT以外の回線ってどれがあるの?お得な回線を選ぶ場合」にまとめていますので、興味がある方は確認してください。
光コラボレーション事業者はどんな会社が光コラボしたの?
光回線の卸売サービスである光コラボレーションは、卸売を受ける事業者にとってとてもメリットがありました。
そのため、光コラボレーション事業者に手をあげた企業のカテゴリーとしては、以下のような企業が多く光コラボしました。
携帯事業者 | スマホと光サービスの提供 |
インターネット接続事業者 (プロバイダ事業者(ISP)) | 光回線とプロバイダを1つの契約で提供 |
警備会社 | 光回線とオンライン防犯サービスを提供 |
スポーツジム | 光回線とオンラインでの運動指導、健康管理サービスを提供 |
学習塾・資格系の学校など | 光回線とオンラインでの事業等を提供 |
動画配信会社など | 光回線と動画サービスなどを合わせて提供 |
などになります。
上記は一例であり、現時点では様々な目的で光コラボレーション事業者として参入する企業が増えています。
光コラボレーションはフレッツ光から引き継ぐオプションを事業者が選択できる
「光コラボレーション」を扱っているサービス事業者は、NTT東日本・西日本フレッツ光から引き継ぐオプションを選ぶことが可能です。
フレッツ光が提供しているサービスは以下の5つです。
(1)光アクセスサービス | フレッツ光の利用 (これを契約しないと光コラボレーショにはならない) |
(2)ひかり電話 | 光回線を利用した「ひかり電話」 プランは、 ・基本エースプラン(個人向け) ・オフィスタイプ(法人向け) ・オフィスA(法人向け)がある |
(3)リモートサポートサービス | ・インターネット設定 ・Wi-Fiの設定 ・プリンタの設定 ・各種操作サポート などをフレッツ光が行うサービス |
(4)フレッツ・テレビ | ・BSチャンネル ・CS(スカパー)オプション ・ひかりTVなど 光回線を利用したテレビ視聴サービス |
(5)24時間出張修理オプション | 万が一の回線トラブルにも24時間・ 365日対応 |
などが、今回の「光コラボレーション」のサービスとして提供されています。その他NTT東日本・西日本フレッツ光のサービスは提供されていないので注意が必要です。
光コラボレーション事業者として販売するために必要なものは「(1)光アクセスサービス」のみです。
利用者としては、フレッツ光と同じサービスだと思い、光コラボレーションを行っている会社に、乗り換えなどで申し込むと、「ひかり電話がない」「フレッツ・テレビに加入できない」などのトラブルの危険があるため注意が必要です。
また、「リモートサポートサービス」や「24時間出張修理オプション」を利用している光コラボレーション事業者に申し込む場合は、実質の対応はNTT東日本・西日本フレッツ光の担当者が対応することとなります。
光コラボレーションによって転用(乗り換え)が著しく増えた
NTT東日本・西日本フレッツ光の光回線サービスから、光コラボレーション事業者への転用(乗り換え)する人が急増しました。
理由としては、
- プロバイダ一体型のため、月額費用が安くなるため
- 電話番号そのまま、転用が可能なため
- 乗り換え(転用)キャンペーンでキャッシュバックや解約費用を負担したため
- 乗り換え(転用)した方が、様々な面(金額やサービス)で利用者が得をするため
などの理由で転用は増えました。
光回線を利用しようと思っている方や、フレッツ光を利用中の方にとっては、間違いなくお得なサービスだったのは間違いありません。
しかし、悪徳な光コラボ事業者や代理店も増えたのは事実
光コラボレーション事業者が増え、その光コラボ事業者から委託を受けた正規代理店も増えました。
光コラボレーションでは、「2次受けまでを正規代理店」、「3次以降を代理店」と呼びます。
その中でも特に代理店や、光コラボレーション事業者の中で、悪質な勧誘や電話でのしつこい営業が横行し、光回線を利用する気がない方を悩ませているのが現状です。
光回線の電話営業には注意すべき!
当サイトでは、光回線の電話営業を行う会社は一切おすすめしておりません。こちらの「光回線の電話勧誘には注意すべき!詐欺の可能性も。」にもありますが、光回線利用者にとって、「良い・悪い」の判断がつかないためです。(不正な勧誘や詐欺などの事例がNTTにも報告がよせられています。)
「安くなる」などの営業トークで、全てが悪徳や詐欺まがいの電話ではないものの、サービス内容が明確ではないことも理由の1つです。
先ほども説明したように、光コラボレーション事業者でも選択するオプションによって、利用できないサービスが出てしまう可能性もあるからです。
だから光コラボへの転用は自分自身で比較するのがおすすめ!
光コラボレーションへの転用は、自分自身で比較することが最もおすすめの方法です。
しかし、光コラボレーション事業者のプランは独自のサービスも入っているため、複雑です。
こちらの
を是非参考にしてみてください。
有名な光コラボレーション事業者とおすすめ!
光コラボレーションを利用している有名で代表的な光コラボレーション取り扱い事業者は以下の通りです。
![]() (NTTドコモ) | 【引き継いだオプション】 ●ひかり電話 ・基本プランエース ●フレッツ・テレビ |
![]() (ソフトバンク) | 【引き継いだオプション】 ●ひかり電話 ・基本プランエース ・オフィスタイプ ・オフィスタイプA ●リモートサポートサービス ●フレッツ・テレビ ●24時間出張修理オプション |
![]() (ビッグローブ) | 【引き継いだオプション】 ●ひかり電話 ・基本プランエース ・オフィスタイプ ・オフィスタイプA ●フレッツ・テレビ |
![]() (ソニーネットワークコミュニケーションズ) | 【引き継いだオプション】 ●ひかり電話 ・基本プランエース ●フレッツ・テレビ ●24時間出張修理オプション |
![]() (ニフティ) | 【引き継いだオプション】 ●ひかり電話 ・基本プランエース ●フレッツ・テレビ |
![]() (DMM.com) | 【引き継いだオプション】 ●ひかり電話 ・基本プランエース ●フレッツ・テレビ |
![]() (NTTコミュニケーションズ) | 【引き継いだオプション】 ●ひかり電話 ・基本プランエース ・オフィスタイプ ・オフィスタイプA ●リモートサポートサービス ●フレッツ・テレビ ●24時間出張修理オプション |
![]() (エキサイト) | 【引き継いだオプション】 ●ひかり電話 ・基本プランエース ・オフィスタイプ ・オフィスタイプA ●リモートサポートサービス ●フレッツ・テレビ |
![]() (NTTぷらら) | ※光回線以外なし |
などが光コラボレーション取り扱い事業者になります。
光コラボレーション取り扱い事業者は、NTT東日本フレッツ光だけでも800社を超えてきます。詳しい光コラボレーション取り扱い事業者は、「NTT東日本」「NTT西日本」の公式ホームページから確認してください。
当サイトでおすすめ光コラボ事業者について
当サイトでおすすめする光コラボ事業者は、
の以上3つです。
以下のおすすめ利用の早見表を確認してください。
フレッツ光からの乗り換えキャンペーンを行っているのは、「ソフトバンク光」や「ビックローブ光」などになりますが、ご自身でお使いの携帯とセット割を適用することが一番安くなるため、会社に併せて選びましょう。
(au携帯を利用されている方は「「auひかり」を利用する前の注意点!料金からメリット・デメリットまで徹底解説」も合わせて確認しましょう。)
乗り換え(転用)で光回線速度を早くしたい場合の注意点
NTT東日本・西日本フレッツ光から、乗り換え(転用)することで、光回線の速度を早くしようと考えている方は注意が必要です。
光コラボレーションでは、フレッツ光の回線を利用していることに変わりありません。
そのため、光ファイバーは変わりません。
しかし、光回線が遅くなる原因である、接続方式の変更やモデムなどが新しくなることにより回線速度は上昇するケースもあります。
当サイトでおすすめしている光コラボ事業者は「Ipv6」という新しいインターネット接続方式を採用しています。そのため、光回線の混雑を解消することができ早くなる可能性があります。
どうしても回線速度を早くしたい場合は、独自回線を利用しよう
どうしても回線速度を早くしたい場合は、NTTフレッツ光以外の独自回線を利用しましょう。
以下の光回線会社がおすすめです。
是非、確認してみてください。
最後に:光コラボを利用するメリット・デメリット
光コラボレーション事業者は増えています。
利用者する側としては自分でプランや料金形態を確認して、ベストな光回線を導入してください。
最後に光コラボを利用するメリット・デメリットをまとめます。
メリット
光コラボ利用者にとってのメリットとは、
- 光回線・プロバイダなどのサポートや支払いが一本化できること
- 事業者独自のサービスを受けることが可能なこと
- 携帯の定額データ料金が安くなる
- 割引などが適用され、フレッツ光の料金より安くなること
- キャンペーンが多くお得になる
などが挙げられます。
光回線を利用する方にとっては世帯全体でのトータルで費用がお得になることが一番のメリットといえます。
また、フレッツ光のサービスに満足いっていない方も乗り換えることで担当者は変わりますね。
デメリット
光コラボ利用者にとってのデメリットももちろんあります。
- 契約を取り直す必要がある
- サービス提供責任者が変わる
- プランが豊富でサービスが分かりにくい
- 選び方によっては悪徳な代理店もある
などが挙げられます。
近年では、光コラボレーション事業者ではなくても、独自回線を利用している光回線会社も増えています。そのため、サービスの内容や回線速度も向上しており、光コラボレーション事業者も非常に魅力的です。詳しくは「光回線でNTT以外の回線ってどれがあるの?お得な回線を選ぶ場合」も確認してください。