現在で光回線のスピードはどの回線会社が速いか調査を行いました。
調査した条件としては、
- 表示されている光回線の速度が速いこと
- 無線LANを利用しても速度が速いこと
- 戸建て、マンションなどで利用できること
などを条件に調べてみました。
1.光回線の最速スピードの会社を比較した結果<全国対応>
数多くある光回線会社の中で、最速スピードを重視し、比較した結果、以下のような選び方になります。
以下お得な正規代理店サイトです。
![]() | ![]() |
光回線は、NTT東日本・西日本フレッツ光以外の独自光回線を導入している会社の光回線がやはり早く、お勧めは「auひかり」「NUOR光」の2社になります。
光回線大手18社の回線速度を比較した結果
光回線会社 | 利用回線 | 最大速度 |
auひかり | 独自回線 | 10ギガプラン:上り下り10Gbps 5ギガプラン:上り下り5Gbps ※上記のみ戸建て限定 1ギガプラン:上り下り1Gbps |
ユーコム光 | 独自回線 | 上り下り:10Gbps ※マンションオーナー向け |
NURO光 | 独自回線 ダークファイバー(※1) | 上り:1Gbps 下り:2Gbps |
2018年10月以降より 開始予定 | 上り下り:10Gbpsプラン 上り下り:6Gbpsプラン (東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県) | |
NTTフレッツ光 | 独自回線 (フレッツ光) | 上り下り:1Gbps |
ドコモ光 | フレッツ光回線(※2) | 上り下り:1Gbps |
ソフトバンク光 | フレッツ光回線 | 上り下り:1Gbps |
OCN光 | フレッツ光回線 | 上り下り:1Gbps |
DMM光 | フレッツ光回線 | 上り下り:1Gbps |
ビックローブ光 | フレッツ光回線 | 上り下り:1Gbps |
so-net光 | フレッツ光回線 | 上り下り:1Gbps |
@nifty光 | フレッツ光回線 | 上り下り:1Gbps |
excite光 | フレッツ光回線 | 上り下り:1Gbps |
eo光 | 独自回線 | 上り下り:1Gbps |
コミュファ光 | 独自回線 | 上り下り:1Gbps |
メガ・エッグ光 | 独自回線 | 上り下り:1Gbps |
J:COM光 | auひかり回線 | 上り下り:1Gbps ※戸建て限定 |
ビビック光 | 独自回線 | 上り下り:1Gbps |
ピカラ光 | 独自回線 | 上り下り:1Gbps |
(※2)「フレッツ光回線」は光コラボレーションというサービスを利用したフレッツ光回線です。
もっと光回線を提供している会社はありますが、速度を調べた結果となります。
細かい光回線速度に関する注意点と、回線速度が速い「auひかり」「NUOR光」の詳細について以下で説明していきます。
2.光回線の速度や最速スピードに関する注意事項
このページは光回線の「最大概ね」の速度が速い光回線会社を記載しています。
初めに、以下の内容を確認しながら、速度やスピードに関する内容を確認してください。
「概ね最大」の表記 | ベストエフォート値(理論上の数値) |
光回線の安定性 | 速度も重要だが安定性も重要 |
配線方式 | マンションの場合、配線方式で速度が変わる |
プロバイダ | プロバイダによって速度の安定性が変わる場合がある |
光回線の速度やスピードが明らかに速い光回線会社を選択したとしても、利用するエリアや住宅でのインターネット配線方式、利用のプロバイダにより、回線速度が遅くなる、または安定しなくなる場合がありますので注意しましょう。
(1)光回線の「最大概ね」の速度表示について
光回線会社が運営するホームページなどに記載がある速度は、「最大概ね」はベストエフォート(理論上の数値)です。
最大の成果が出るように努力する、努力目標値のようなものです。
そのため、記載されている速度を保障するものでは一切ありませんので注意しましょう。
また、各社契約書の中にも速度保証の記載はありません。
(2)光回線の安定性について
光回線と聞くと、インターネットのスピードが速いと考える方が多いと思いますが、速さも大事ですが安定性も大事になります。
以下はTwitterで速度画像を添付されているツイートの光回線速度が速い場合と遅い場合の平均値をデータ化したものです。
速いとツイートしている平均値 | 下り:193.5Mbps 上り:94.1Mbps |
遅いとツイートしている平均値 | 下り:6.0Mbps 上り:76.3Mbps |
(出典「光回線「上り」「下り」の平均速度を利用者の声「遅い・速い」から調査・分析してみた」より)
インターネットを快適に利用する場合、「下り」の速度であるダウンロード速度が重要になります。なぜなら、動画を視聴したり、アプリを取得したり、インターネットサーフィンをする行為はすべて「下り」(ダウンロード)のためです。
「速い」「遅い」とツイートしている方の差は、約187.1Mbpsも差があり、インターネット動画を安定してみる場合、6Mbps以上は必要になると言われています。
そのため、大きな差があり、安定して速い速度を提供できる光回線が一般的に「回線速度が速い」「スピードが速い」などと言われます。
光回線が遅いという方の多くは、時間帯によってインターネットつながりにくい状態になることが多いのです。
(3)集合住宅(マンション)でのインターネット配線方式について
マンションなどの集合住宅の場合限定ですが、インターネットの配線方式によって、光回線を導入しても、速度が制限される場合があります。
配線方式は3つあり、
- VDSL方式
- LAN配線方式
- 光回線方式
となります。「光回線方式」の場合は、問題ありません。管理会社や家主に確認しておきましょう。
LAN配線方式の場合の注意点
LAN配線方式の場合は共有部分まで光ファイバーを引き込み、その後宅内にはLAN配線によって提供する方法になり、上り・下りの速度は100Mbps程度になります。
(この場合でも十分に光回線を入れるメリットがあるとは言えます。)
VDSL方式の場合の注意点
VDSL方式は、共有部分まで光ファイバーを引き込み、その後電話線を利用します。共有部分から宅内が離れれば離れるほど、伝送損失が起こり、速度は遅くなるので注意が必要です。
(回線速度はLAN配線方式と同様に上り・下りの速度は100Mbps程度になります。)
詳しくは「光回線のVDSL方式とは:変更することは可能?違いと対処方法」を確認してください。
(4)利用のプロバイダについて
選ぶプロバイダ(インターネットへの接続サービスを提供する事業者)によっては、光回線の安定性が変わる可能性があります。
しかし、現時点で光回線のプロバイダを選択できるのは数社程度となっており、基本的に光回線とセット料金が一般的です。
今回ご紹介する光回線会社のプロバイダの選択で速度の安定性が変わると言い難いため、選び方によっては変わる可能性があると覚えておいてください。
(5)無線LANを利用で回線速度は遅くなる
光回線を自宅に導入し、宅内どこでも利用できるように無線LANを入れる場合がほとんどかと思われます。
その場合、無線LANの最大速度となり、表示されている光回線の最大速度とは異なります。
3.戸建て住宅No.1は「auひかり」の10ギガプラン
「auひかり」は戸建て住宅(ホームプラン)限定で、下り上り最大10Gbps、5Gbpsの光回線高速サービスを2018年3月1日より始めています。
このことにより、現時点では最速スピードであることは間違いありません。
しかし、提供エリアは「東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県」の一部のエリアとなっておりますので注意が必要になります。
→「auひかり」の公式サイトはこちらです。
「auひかり」の10Gbps、5Gbpsギガプランを提供しているお得な正規代理店
「auひかり」の正規代理店でも、10Gbps、5Gbpsのギラプランを利用することが可能です。公式サイトの費用やオプションをそのまま利用できる点と、公式サイトにはないキャンペーンが適用できる点で非常にお得です。
運営会社 | 株式会社S&Nパートナー |
光回線対応エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部 |
光回線利用料金 | 【5ギガプラン】 1年目:5,100円/月 2年目:5,000円/月 3年目:4,900円/月【10ギガプラン】 1年目:5,880円/月 2年目:5,780円/月 3年目:5,680円/月※3年間契約のプラン料金になります |
回線速度 | 【5ギガプラン】 上り下り最大:5Gbps【10ギガプラン】 上り下り最大:10Gbps |
無線LAN | 無線LAN無料レンタル 速度:最大2.4Gbps |
プロバイダ | So-net ※大手プロバイダになります。 |
独自キャンペーン | 【選べるキャンペーン】 ・45,000円のキャッシュバックまたは、 ・任天堂スイッチ、PS4、液晶テレビなど【キャッシュバック】 ・プロバイダより10,000円キャッシュバック【サポート】 ・So-net 無償設定サポート |
公式キャンペーン | 【スタートサポート(転用・乗り換え)】 ・乗り換え(転用)費用を最大30,000円まで負担 ・キャッシュバック10,000円 ・12ヶ月600円引き【初期工事費割引】 ・初期工事が実質0円!最大37,500円割引【auスマートバリュー】 ・auひかり電話の契約でau携帯利用料金最大2,000円引き |
公式サイトのキャンペーンも適用しながら、独自のキャンペーンも適用できるため、非常にお得で、利用者も多いので安心して利用可能です。
個人的には5ギガプランで速度は十分だと思いますし、5ギガプランの場合、auひかりの1ギガプランと同じ料金になるため、お得です。
4.マンション・アパートのNo.1は「NURO光」の下り2Gbps
NURO光は、NTT東日本西日本フレッツ光が利用していない、ダークファイバーと呼ばれる光回線を借りて、運営しています。そのため、auひかりなどが提供する独自回線と変わりません。
NURO光は独自開発したホームゲートウェイ(ONU・光回線終端装置)により、下り(ダウンロード)の回線速度が最大2Gbpsあります。また、宅内での無線LAN利用でも下りは最大1.3Gbpsの速度が保たれます。
→NURO光の公式サイトはこちら
NURO光の正規代理店でお得なキャンペーンはこちら
こちらのNURO光の正規代理店も、公式のキャンペーンも適用しながら、独自のキャンペーンを展開しているため、かなりお得といえます。
運営会社 | 株式会社アウンカンパニー |
光回線対応エリア | 【関東】東京都、神奈川県、埼玉県 千葉県、茨木県、栃木県、群馬県 【東海】愛知県、静岡県 岐阜県、三重県 【関西】大阪県、兵庫県、京都県、滋賀県、奈良県 |
光回線利用料金 | 【NURO 光G2V】 4,743円/月 (マンション・戸建て共通) |
回線速度 | 上り最大:1Gbps 下り最大:2Gbps |
無線LAN | 無線LAN無料レンタル 速度:最大1.3Gbps |
プロバイダ | So-net ※大手プロバイダになります。 |
独自キャンペーン | 【選べるキャンペーン】 ・30,000円のキャッシュバック ・NURO光でんわの申し込みで35,000円キャッシュバック ・任天堂Switch、PS4いずれかプレゼント |
公式キャンペーン | ・基本工事費、実質無料 (40,000円相当のキャッシュバック) ・おうち割光セット (ソフトバンク携帯利用の場合、月額費用が安くなります。) |
NURO光の場合、「NURO光でんわ」オプション(月500円)が同時に申し込めた方が金額的にはお得になります。
割引がなかったとしても、「下り最大:2Gbps」は非常に魅力的です。
5.それ以外の速い光回線はこれ!
上記で説明した「auひかりギガプラン」「NURO光」の対応エリアに漏れてしまった方も、回線速度を気にするのであれば、「auひかり」をお勧めします。
理由は以下の通りです。
回線速度で「auひかりの1ギガプラン」をおすすめする理由
他の光回線も「auひかりの1ギガプラン」と同じように1Gbpsの回線速度ですが、それでも「auひかり」をおすすめする理由があります。
それは、
- 5、10ギガプランのエリアが拡大する可能性がある
- 「auひかり」は独自光回線のため速度の安定性が見込める
- 1ギガプランだと費用的にも他社と比べてお得
- 全国対応でエリアの対応率は70%以上あること
などの理由で、回線速度を考えるならauひかりの1ギガプランはお勧めします。
フレッツ光が悪いわけではありませんが、回線を多く分岐している関係から、独自回線の安定性が高いといえます。
auひかりが嫌な方で、光回線の速度を気にされる方へ
「auひかり」が嫌な場合で、光回線の速度を気にする場合は、なるべく独自回線を選択しましょう。独自回線は地域限定な光回線が多いので、下画像を確認してください。
以上が独自回線を保有している光回線の選び方です。
(東北地方は独自の光回線がないため、東北地方で人気が高いドコモ光を入れています。)
まとめ
auひかりは、業界最速の光回線の回線スピードを誇ります。
そのため、今後もより一層、インターネットの普及に伴い速くなることや、エリアの拡大が予想されます。
インターネットを快適に利用するためには回線速度は欠かせません。より良い光回線会社を選択してみてください。