光回線を販売している正規代理店は増えてきています。
正規代理店の仕組みを理解しておけば、安全にかつお得に光回線を申し込むことが可能です。
お勧めする代理店の特徴や見分け方は以下の通りです。
以上のことが代理店の見分け方のポイントです。光回線代理店等の比較については「光回線を比較!本当はどこがいい?選ぶポイント」を確認してください。
このページでは、利用者にとって光回線の代理店の知っておきたい仕組みについて説明していきます。
1.光回線の代理店ってなんでそんなに多いのか?
光回線に限ったことではありませんが、光回線の代理店は各社合わせるとおそらく数千社ほどは、あると思われます。
光回線業者が増えた理由としては、NTT日本・NTT東日本フレッツ光の「光コラボレーション」という名のサービスによって、光回線業者ではない会社も、「フレッツ光」の回線を利用することで、光回線業者となれるようになりました。
▼光コラボレーションとは?
例えば、「ドコモ光」や「ソフトバンク光」などが「光コラボレーション」サービスを利用しています。(東日本だけで500社以上はサービスを利用しています)
その、光回線業者が増える一方で、「ドコモ光の正規代理店」、「ソフトバンク光の正規代理店」のように、代理店が増えつづけた結果、多くの光回線業者がいるように消費者の目からは見えるわけです。
NTTフレッツ光以外の光回線会社とは?
NTT東日本・西日本フレッツ光以外の光回線会社で有名な会社は以下になります。
- NURO光
- auひかり(auひかりちゅら含む)
(一部のエリアでフレッツ光を利用) - eo光
- J:COMひかり
などの会社がフレッツ光以外の光回線会社になります。
光回線の正規代理店と代理店の違いを知っておこう
正規代理店と代理店は違います。
NTT東日本・西日本のフレッツ光を利用した光回線では2次代理店まで「正規代理店」と呼ばれています。
フレッツ光以外の光回線会社の場合は、1次代理店までが正規代理店になるため、注意しましょう。
光回線の代理店は儲かるのか
光回線の代理店は儲かるといえるでしょう。儲かるから代理店を行っています。
通常、代理店を行う上での考え方は2つあります。
- (1)会社のリソース(人員・ウェブマーケティング力)を活用して数多くの光回線を獲得する
- (2)会社の商品・サービスの提案の一部として光回線を獲得する
などの方法です。
例えば、(2)の場合などは、住宅販売を行っている会社の場合など、住宅販売を行ったうえで、プラス光回線も合わせて獲得しようという方法になります。
(1)の場合は、会社にある営業人員の導入(電話営業・対面販売など)やウェブマーケティング(専用ホームページで集客)し、数多くの光回線を獲得し、売上を上げる仕組みです。
2.利用者が光回線の代理店で知っておきたい仕組み
光回線の導入を考えている方(利用者)が、代理店のことで知っていたい内容は以下の3つです。
(1)本店と代理店ではサービスに違いがあるケース
正規代理店と従来のサービスの中で、そのまま提供している代理店もありますが、一部のサービスが未提供の代理店もあります。
例えば、「ひかり電話」や「ひかりTV」などのサービスを取り扱っている正規代理店もあれば、取り扱っていない正規代理店もあります。
そのため、
- 正規代理店のサービスおよび、オプションサービスを確認すること
- 未提供のサービスが不要かどうかの確認をすること
などが重要になります。
(2)キャンペーン内容の違い
正規代理店は、正規店のキャンペーンを引き継いでいる部分と、引き継いでいないキャンペーンが存在します。
しかし、正規店のキャンペーンをある程度引き継ぎながら、代理店のキャンペーンを上乗せしているため、基本的に正規代理店を利用する場合は金銭的にお得になります。
注意点としては、
- 正規店と代理店のキャンペーンの違いを明確にすること
- 代理店に申し込むとお得になるか確認すること
などが重要です。
(3)サポートする会社が変わるので注意
当たり前ですが、正規店に申し込む場合と、代理店に申し込む場合は、サポートする会社が変わります。
以下のような場合が多く見受けられます。
正規店と代理店で運営会社が異なるため、不安を感じる方も多いですが、代理店の選び方によっては正規店よりもサービスが良いケースがあります。
そのため、
- 代理店のサポート体制
- 運営会社の信頼度
などは確認する必要があります。
つまり、どの代理店でも安いキャンペーンを行っているからといって、申し込むことは注意が必要です。
代理店の選び方の注意点!悪徳代理店は注意
冒頭で説明したように、光回線会社やその正規代理店は増えています。
そのため、以下のようなことが考えられます。
- 利益目的のみの光回線の代理店
- 営業が強引な光回線の代理店
- 不審で悪質な言葉を使う光回線の代理店
などです。(また、詐欺まがいの光回線の代理店には注意しましょう。)
トラブルの原因としては、電話を使った勧誘営業が一番問題になっております。
悪徳代理店の注意方法について
悪徳代理店は言葉巧みに、光回線に切り替えようとしてきます。
そのため、「電話営業での光回線販売は注意すること」または「契約をしないこと」などが重要であると考えます。
全ての電話勧誘が悪いわけではありませんが、代理店のホームページにしっかりとサービス面、キャンペーン面、サポート面を確認した方が無難と言えるからです。詳しくは「光回線の電話勧誘には注意すべき!詐欺の可能性も。」も合わせて確認してきましょう。
3.おすすめする代理店の特徴や見分け方
(1)運営している代理店会社の規模を確認すること
代理店に申し込む場合、信頼できる運営会社かどうかの確認が必要です。
そのため、
- 会社の売り上げ規模や従業員数を確認すること
- 知っている会社かどうかを確認すること
などが有効です。
従業員数や売上規模が大きければ、サポートも必然的に充実する傾向があり、またご自身が知っている会社であればなお信頼性は増すものです。
規模が小さい場合が悪いというわけではなく、売上規模も小さい会社の場合、サービスが整っていない場合も多く、注意が必要です。
(2)正規代理店を選ぶこと
代理店を選ぶ場合、正規代理店を選ぶようにしましょう。
正規代理店は、ある程度の審査が必要となり、運営している会社にも安心感が出ます。
しかし、通常の代理店の場合は「正規代理店が審査した、さらに下の代理店」になるため、審査が甘くなる傾向があるので、注意が必要です。
(3)オプションサービスを正規店と比較すること
基本的に、正規代理店であれば、オプションサービスも引き継いでいる場合が多いですが、正規店と比較することは重要です。
オプションを申し込みたかったが、代理店ではサービスをしておらず、「解約する」という選択しかない場合もあります。
そのため、オプションサービスを検討している方は特に比較をしておきましょう。
正規代理店に限り、オプションサービスがある場合、基本的にはオプション料金も同一価格なので、安心しておきましょう。
(4)キャンペーンが自分にとってお得か確認すること
基本的に正規代理店の方が、利用者にとっては金銭面でお得になります。
しかし、正規店のキャンペーンが代理店では適用されていないケースもあるため、確認は必要といえます。
そのため、どのキャンペーンが適用外かを確認することは大事です。
正規店と正規代理店の比較について
最後に、正規店と正規代理店の比較を行うことは非常に大事です。
しかし、光回線は複雑で難解なため、どれを選んで良いか分からない利用者も多くいます。
こちらの「【2018年】光回線を比較!本当はどこがいい?選ぶポイント」に比較して説明してあります。
悩んだら是非確認してみてください。
まとめ
私(管理者)自身も光回線会社の1次代理店(正規代理店)として販売を行っていました。
しかし、営業で他の代理店とバッティングをしてしまい、サービスの違いや運営元の違い、キャンペーン内容の違いを利用者の方に説明するのは困難でした。
- 「同じサービス名なのにキャンペーンが違うこと」
- 「申し込む会社でサポート内容が違うこと」
面談して利用者の方に説明をして、初めてご納得いただける内容でした。
そのため、インターネット上で光回線会社を選ぶ場合でも、必ず運営元の確認や正規代理店の確認、キャンペーン内容や料金の比較などは行っておきましょう。